A個室シングルデラックス

北陸号の中で唯一、北陸フリーきっぷで乗れなかったのがこのシングルデラックス。
1人用のA寝台個室です。
はたしてソロとどこが違うの、と気になる方も多いのでは。
そこでシングルデラックスにあってソロにないものを
いろいろピックアップしてみました。
・洗面台
・敷布団
・頭上のスペース
・洗面セット(シャワーは有料)
・テレビ
・通路にじゅうたんがひかれている
・コンセント
このぐらいかな〜。
コンセントがあればパソコンは打てるし、携帯の充電もできますが、
乗車時間が短い北陸号でそれが魅力的だったかは微妙。
で、この差でソロと比べて7000円近くの追加料金(北陸フリーきっぷなら16500円!)
の差額が必要になります!!
私は一度だけ洗面グッズ(↓)欲しさとネタのために乗りました。

たまたまその時は北陸往復ではなく、一筆書き切符の帰りだったので。
ただ、それだけのお金があれば、近江町市場で値切りまくって
海産物をたらふく買って帰る方が私は性にあっていますww。
この車両に近いものは、いまでも寝台特急あけぼの(上野〜青森)に連結されていますので、往時をしのびながら乗ってみるのも悪くないかもしれません。あけぼのの場合二人で乗ることも可能ですしね。
大人気のB個室ソロ
ソロの基本的な装備は1F,2Fとも同じ。
(当たり前か。)
シーツはすでに敷かれていて、枕や布団もすでにセットされている。
浴衣、ハンガーについては普通のB寝台と同じ。
窓側には跳ね上げ式の肘掛がセットされていて、
起きているときは景色が見やすくなっている。
壁には一応オーディオ設備(兼車内放送用スピーカ)があるほか、
ゴミ箱とテーブルも用意されている。
コンセントがないのがちょっと残念。

一方1F,2Fの違う個所はまず景色。
2Fからは晴れていれば満点の星空を眺めることができる。
1Fは普通の電車と同じ眺めだから、これだけ見ると2Fの方がよさそうに思える。

だが頭上のスペースは、実は1Fの方が広い。
1Fだとベット上はかなり圧迫感があるけど、
ベット以外のスペースならば普通に立つことができる。
一方2Fの方だと天井がカーブしており、まっすぐ立って着替えをすることは難しい。
その点を考慮して、もし個室に比較的空きがあるなら
2F希望なら偶数番号、1F希望なら奇数番号の部屋を
みどりの窓口で指名買いするといいかも。
シャワーを浴びよう!
シャワー室は2号車にありました。
基本的な仕組みはトワイライトやサンライズと同じです。
シャワー室は2室ありますが、トワイライトやカシオペアとは異なり
予約を取って使うわけではないので、待つこともあります。
そんな時はシャワー室の隣に置いてあるソファーに腰掛けて待ちましょう。

中に入るとまず脱衣所があり、脱衣籠とドライヤー、鏡がセットされている。
まずは着替えと貴重品を脱衣籠に入れ、
鍵をしめてシャワーカードをカード読み取り機に入れる。
これでもう後戻りはできない。
・・・というのも、鍵を開けたとたん、シャワーの残り時間が0になってしまう。
途中で忘れものに気がついて鍵を開けたら、アウト。
北陸のシャワーにはタオルもシャンプー、石鹸もなかった。
だから、鍵をかけた後でそれらを持ってこなかったことに気づいたら・・・

シャワー室の中は良くプールにあるような、
網上のプラスチックの床になっていて、
上にのると健康サンダルをはいているような気分。
・・・というか、ずっとこの上に立っていると痛いです。
これは客の回転率を良くするためのJRの秘策なのか、
あるいは単に水はけが良いからなのか、謎。
シャワーが6分というのを聞くと足りなそうに思えますが、、
当然シャワーを止めている間はカウントダウンも止まるので意外と余裕。
髪が長い人はこの限りではないかもしれないけれど、
まあタオルをゆすぐなどの洗面台でもできる行為を省けば、
6分では足りないということはないでしょう。
ちなみにこのシャワー、残り時間が1分を切るとものすごい音を出します。
どこか故障したのかとびっくりしてしまいましたが、おそらくあと1分でお湯が止まることを知らせるアラームのようなものなのでしょう。でも、はじめいきなりなんの先入観ももたずにこの音を聞くと驚かれること間違いなし。
シャワーを浴び終わったら弱いホース式のドライヤーで
髪を半分くらい乾かして(というか完全には乾かない)
貴重品を忘れていないか入念にチェックし、シャワー室を出ます。
シャワーカードは用済みですが記念に持って帰るといいでしょう。
水飲み器とレトロ洗面台
乗車記(下り)とも若干かぶりますが、ここはぜひ押さえておきたいのでww。
各車両の端には洗面台がありますが、これひとつとってもかなり差があります。
個室車両の洗面台は100%自動で手を近付ければ水が出るタイプなのに、一部の車両では国鉄の時代の洗面台がそのまま残っています。特に2段ベッドの車両が高確率で旧式の洗面台です。
この洗面台、蛇口であれば別に自動でなくとも文句は言わないけれど、写真のような構造をしています。
レバーを上に持ち上げている間は水が出るのだが、手を離すとレバーが戻ってしまい水も止まってしまうという恐るべき仕様・・・。
歯を磨くだけなら歯磨き用のステンレスコップが置いてあるので問題ないけど、顔を洗いたい時、石鹸を使いたいときなどは非常に厄介。
一方洗面台の反対側にはトイレがあり、こちらも車両によって形も様々。
洋式もあれば和式もある。
だいたい洗面台の綺麗さとトイレの綺麗さは比例しているので、
シングルデラックス車両のトイレや洗面台を使うとよいかも^^。
また、手動洗面所の車両に来たら、その近くを探してみよう。
高確率でレトロな水飲み器が置いてある。
最近は列車内で水を飲める機会はそうそうなく、ある意味貴重な存在だ。
寝台特急には基本的に車内販売はなく、ジュース類やアルコールもほぼないと考えた方が良いから、のどが渇いた時の保険としてこの水飲み器があるだけでだいぶ精神的には安心できる。
水飲み器の下には紙コップを引き出すところと、
その紙コップを捨てるためのゴミ箱がおいてある。
かつて国鉄だった時代には新幹線にもこのような水飲み器が置かれていた。

ノスタルジックを醸し出すこの水飲み器、早速つかってみることに。
まずは紙コップを引き出すのだが、複数枚一緒に出てきてしまうことが多くて困る。
しかもこの紙コップの形が、昔尿検査の時に使った紙コップと妙に似ていて、
何か微妙な雰囲気を醸し出している・・・。
まあ、あくまで応急処置用ということでww